「イヤ、、、、そんなのイヤ、、、」
唯の声は弱々しく、その言葉には激しく拒絶する意志は感じられなかった。
「イヤ、、、凪に捨てられたくない、、、」
「そんなことしない、、、、、そのかわり、あいつとしたあと、、すぐに俺に抱かれるんだ。いいな、唯、、、」
「本当に嫌いにならない?本当にすぐに抱いてくれる?」
唯は凪の常軌を逸した歪んだ要求に興奮し、感覚が一気に上昇していた。
「ああ、いっぱい抱いてやる、、、そうしないとオレがヘンになる、、、」
そう言って凪は指先で唯のアナルを撫でた。
「あーん、そこイヤッ、、、そこも感じちゃう、、、」
「ここも、あいつに捧げてこい、、、」
かつて水越は唯のアナルに執着していた。
いや正確には唯の初めてのものを欲しがっていた。
奴は唯のアナルバージンを欲しがっていた。
奴は夫の知らない唯の尻の穴を奪い、徹底的に開発し、自分専用の穴にしようと目論んでいた。
だがその前に事が露見した。
そうでなかったら、おそらく、いや間違いなく、唯は自分から奴にアナルを捧げていたはずだ。
事実、その準備は着々と進んでいたようだ。
唯の尻穴は奴の愛撫で感度を増し、奴とのセックスではその愛撫だけでイッたこともある。
唯は自分からそれを凪に打ち明け、尻穴への愛撫を求めてきた。
凪は唯の尻穴がかわいそうで挿入はしなかったが、唯の要望を指と口で応えていた。
でも、唯が心の奥では自分の尻穴を、男に征服されたがっているのを凪は気づいていた。
夫の自分ではなく、あの男に、、、
唯も本当はあの男に、自分の初めてのものを捧げてあげたいと思っていたはずだ。
その証拠のように、、、
「凪、、、本当にいいの?」
凪にそれを悟られないように、控えめで小さな声だったが、唯の瞳は妖しくひかり熱を帯びていた。
「ああ、、、、そのかわり、、、、、その後、オレも唯の尻、、、使わせてもらうからな、、、」
あいつの専用にはさせない、、、絶対に、、、
凪の嫉妬心が激しく燃え始めていた。
「いいよ、、、わたしは凪のもの、、、何でもする、、、、わたし、凪が望むならどんなことでも、、、、、、ああ、凪、もうガマン出来ない、、思い切りしてぇ!いっぱいついてぇ!!」
凪は催促するようにくねる唯の尻をつかむと、滾る男根を思いきり打ち込み始めていた。
まるで唯は憑かれたように、凪を愛していると何度も口にしながら、一気に絶頂の階段をのぼりつめていった。
つづく
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