唯は自宅のベッドでよこになり、昨夜の凪との交わりを思い浮かべていた。
躰が熱く火照っていた。
唯は離婚してから実家に戻り家業を手伝っていた。
優香と凪に会う時間を取りやすいからだ。
パートはもちろん辞めていた。
それでも水越はしつこく何度も誘ってきた。
心が動くこともあったが会わずに良かったと思う。
そのおかげで、凪に久しぶりに抱かれることが出来た。
昨夜の凪は本当にすごかった。
凪とのセックスであんなに感じたのは初めてだった。
何より凪が自分を求めていてくれたのが嬉しかった。
凪には申し訳ないと思うが、嫉妬してくれていたことも嬉しかった。
水越に嫉妬して、まるでわたしを取り戻そうとするかのように、激しく求めてくる凪が何より嬉しかった。
久しぶりに心も躰も満たされた夜だった。
そう思っていた。
それなのに、こうして一人でいると、唯は満たされたはずの躰の奥に、くすぶる何かを感じていた。
水越の反り返った巨根が頭に浮かんだ。
唯の女を狂わせる、グロテスクなほどデカく、他の誰よりも硬い、そして信じられないくらいタフな逸物だった。
唯の封印したはずの欲望が疼いていた。
でももう二度と凪と優香を失いたくない。
唯は頭の中から、水越のことを振りはらった。
変なことを考えちゃダメ、もう少し頑張れば元に戻れるかも知れない。
そう思いながら、唯はたっぷりとした乳房をまさぐり、濡れた女唇に指を這わせた。
昨日あんなに満足したはずなのに、唯の躰は更なる快楽を求めていた。
振りはらったはずの水越の巨根とセックスが頭の中にいつの間にか戻ってきていた。
いや、唯が呼び戻していた。
唯は淫らなオナニーを始めていた。
たっぷりと舐め、唾液で濡らした指先で乳首をこねまわし、クリをネットリと撫であげた。
舌先で唇をいやらしく舐め、その巨乳を持ち上げて乳首を吸い、舐めまわした。
水越の名を呼び、躰を何度も痙攣させた。
「副店長、イク!オマ○コ、イグぅー!」
最後には思わず大声をあげながら激しく絶頂していた。
それでも唯の胸の奥でくすぶる火種は消えることはなかった。
唯は本物が欲しかった。
つづく
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