家に戻ると唯がいた。
別れた二人だが優香のために、友達として関係を続けることに決めていた。
「どうしたの?」
凪は冷蔵庫から冷えたドリンクを取り出した。
「優香の顔が見たくて、来ちゃった、、、」
「ふーん、、、優香は?」
「宿題だって、、、」
なぜか唯は上目づかいに凪をチラチラと見ている。
「優香が言ってたけど、、、さっきまで女の人がいたって、、」
「ああ、会社の同僚、、今送ってきたところ、、、優香に会いたいって前から言っていたから、、、」
「ふーん、、、、おっぱいの大きい人なんだってね、、、」
「ゲフォッ、、」
凪は口から飲み物を吹いた。
「なに、それ、、、」
「優香が言ってたの、、、、それに、凪がオッパイの大きい人が好きみたいだから、優香も大きくなりたいって、、、、」
「ゲフォ、ゲフォッ、、、」
再びむせてしまう。
「凪、娘にバレバレだよ、、、」
「違うって、、ただの同僚だって、、、」
さっきのキスが頭をよぎる。
「ふーん、、、じゃあ、今夜、泊まってあげようか?」
「どういうこと?」
「巨乳の元妻が欲求不満の元夫と、エッチしてあげようかなって?」
凪は一瞬、考えてしまう。
「イヤイヤ、普通にダメでしょう、、、」
「冗談だよ、、、今夜は優香と一緒に眠りたいの、、、優香もいいよって言ってくれているし、、、いいでしょう?お願い、、、」
「優香がいいなら、いいよ、、、泊まっていきな、、、」
何かあったのかなと思いながら、そう答える。
「でも優香って、どんどん奇麗になっていくよね?」
嬉しそうに唯が言う。
「そりゃあ、唯の娘だもの、、、凄い美人になるよ、きっと、、、」
「、、、そんなふうに言わないで、、、嬉しいけど、、なんだか寂しくなる、、、」
「ゴメン、、、そんな積もりじゃ、、、」
そんな時、優香がやって来た。
「唯、宿題、終わったよ、一緒に寝よ!」
そう言って唯にしがみつく。
「ダメだよ、、その前にお風呂だよ。」
「えーっ、めんどいなあ、、、」
二人はじゃれ合いながら、凪におやすみを言って部屋を出ていった。
凪はベッドで横になっていた。
なかなか寝付くことが出来なかった。
真奈の唇と胸の感触が頭から離れない。
そして真奈の別れ際の言葉を思い出す。
あれって、そういうことだよな、、、
明らかに真奈は二人の関係を、もっと進めたいと思っているようだ。
そう、体の関係も、、、
不意に今度は唯のことが頭に浮かんだ。
唯のいつまでたっても可愛らしさを失わない顔立ち、そして女の盛りを迎えている豊満な躰、凪は激しく勃起していた。
その時、ドアの開く音がした。
唯だった。
唯は素肌に、セクシーな下着だけを身につけた姿だった。
思わず体を起こした凪に、黙って近づいて来る。
「唯、、どうしたの?」
唯は無言のまま、背中に腕を回し、凪に見せつけるようにブラを外した。
ユサリと揺れながら、張り詰めた豊かな乳房が姿を現した。
素早く布団の中に潜り込み、凪にしがみついていった。
つづく
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