真奈が少し話をしたいと言うので、凪は車を邪魔にならない場所に寄せ停車した。
真奈はメガネを外し、凪を見つめる。
前から整った顔立ちをしているとかんじていたが、噂以上の美人だなと思う。
それにメガネを外すと形の良い潤んだ瞳が、たまらない色気をにじませている。
その瞳が真っ直ぐに凪を見つめていた。
「わたし、優香ちゃんのこと大好きになっちゃった、、、、それに優香ちゃんのお父さんのことも、、、、」
「えっ、、、」
驚く凪の腕に真奈は身を寄せた。
豊満な胸の感触が伝わってくる。
「わたし、、、首藤さんのこと、、、ずっと前から、、好き、、、」
真奈は凪を見上げ、目を閉じた。
凪はまるで吸い寄せられるように唇を重ねていた。
「んっ、、、ムッ、、んっ、んっ、、、、」
すぐに真奈の舌が絡みついてきて、凪の頭に両腕をからませる。
情熱的な口づけだった。
凪は真奈の柔らかい唇と、しなやかに絡んでいる舌の感触に我を忘れてしまう。
豊満な乳房を優しくまさぐり、その量感を確かめようとする。
「あっ、、あーん、、、ダメェー、、、」
凪は手を離した。
「あっ、ゴメン、、、」
「ううん、、わたしこそ、ゴメンなさい、、、、」
二人の間に沈黙がながれた。
凪は車をだし、駅まで真奈を送った。
車を降りるとき真奈は熱い視線で凪を見つめて言った。
「さっきはゴメンなさい、、、今度、もっと時間があるときに、、、、」
頬を赤く染め、真奈は逃げるように去っていった。
つづく
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