水越はスパートをかけていた。
長い、逞しいオスのスパートだった。
巨大な肉の塊が唯の躰を犯していた。
いや躰だけでは無かった、心の中も犯されていた。
夫との、拓人とのことも、セックスもすべて頭の中からぶっ飛んでいた。
唯は毛深い水越の体に思いきりすがりつき、自分から何度も唇を求めていった。
二人は獣のように吠えながら最終地点へと駆け上っていった。
はじめはなんであれ、こんなにも自分を求めてくれる。
わたしを感じさせるために、必死になってセックスをしてくれる男に心が揺らぎ始めていた。
そして何より今まで経験したことのない、爆発的な絶頂を与えてくれる。
唯はさっきまで生理的に嫌っていた男に、
愛着すら感じ始めていた。
「唯、、いくぞ!」
「ああっ、来てぇ!わたしもイク!副店長、わたしの体でよくなって!いっぱい出してぇ、来てぇ!」
水越の脂ぎった体から汗か滴り落ちた。
二人はまるでひとつになったように、正常位で重なり合い、躰を密着させていた。
その絶頂も二人は見事なほどの一致を見せた。
「あぁ、もうダメぇ!イッちゃう!」
「うおっ、、唯、でる!」
「出してぇ!来てぇ!副店長、、イッ、、グゥ!」
唯は気の遠くなるようなアクメの中、コンドームの中に、ドクドクとザーメンが大量に注ぎ込まれているのが、はっきりと分かった。
長い射精の後も自分の中で一向に衰えず、ギンギンに反り返ったままの巨根を感じていた。
凄いと思った。
これが本物の男だと思った。
これが本物のセックスだと思った。
唯は全身で水越にしがみつき、唇を求めていった。
そして、唯は水越の耳元で囁いた。
「いっぱいフェラチオしたい、、、もっといっぱい副店長としたい、、、」
唯の瞳は怪しく光っていた。
つづく
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