唯は一人シャワーを浴びていた。
唯はホテルの部屋に入ったらすぐに、この汚らわしい男に犯されると思い込んでいた。
ところが、部屋に入っても何もせず、唯がシャワーを浴びたいと言うと、余裕を見せるようにそれを許してくれた。
唯の豊かな乳房が、若い女に負けじと水を弾いている。
もうすぐ、あの気持ち悪い男にたっぷりと揉まれ、しゃぶられるのだ。
どうしたことか、先ほどまでの嫌悪感はわいてこない。
ふたたび下半身の奥で、かすかにうごめくような疼きを感じる。
ああ、どうして、、、乳首も尖ってきているみたい、、、
シャワーを浴びているせいよ、きっとそのせいよ、、、
唯は両方の乳首を摘まみ、優しくこねてみる。
「ああっ!」
思わず声がでてしまうほど感じていた。
わたし、今日は凄く感じやすくなっている。
これから起こることに、少し不安を感じてしまう。
あんな男に抱かれて感じるはずが無いと思い込んでいた。
でも、ひょっとしたら、、、
いいや大丈夫、あんな大嫌いな男に、何をされたって絶対感じない。
そんなことぐらい自信がある。
そして、ほらあんたなんかに感じるわけがないでしょうと、心の中であざ笑ってやる。
そう考えているとき、脱衣所で人影が動いているのに気がついた。
あの男、入ってくる気かしら?
こういう場所には鍵など無い。
人影は相変わらず、脱衣所で何かゴソゴソとしているようだった。
ああっ、わたしの下着を見てる。
唯は気がついた。
イヤだ、、気味が悪い、、、
そう思いながらも、唯は目が離せない。
白い布きれみたいなものを両手に一つずつ持ち、ジッと見つめているようだ、、
わたしのブラとショーッだわ、間違いない。
恥ずかしさで体が熱くなる。
水越は今度は、交互に顔に押し当てているようだった。
ああっ、イヤッ、、匂いを嗅いでいるの?
ふたたび気持ちが悪いと思いながら、体の奥でモヤモヤしていたものがどんどんと広がっていく。
唯は水越の変態的な行為を、曇りガラス越しに見つめながら、自分でも気づかないうちに、尖った乳首を自ら愛おしげに愛撫していた。
ああっ、わたしの匂いを嗅いでいる。
いや、それだけじゃあない、舐めているかも知れない。
背中にゾクリとしたものを感じる。
そ、そんなこと、、、副店長、イヤッ、、、あーン、乳首、凄く感じちゃう、、、
「ああっ、あーん、、、」
いつの間にか激しくなっていた愛撫に思わず声が漏れてしまう。
そんなときだった、いきなり水越が入ってきた。
つづく
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