真一は唯の濡れた唇と口元の小さなホクロを食い入るように見つめていた。
その目つきに唯の胸がときめく。
「小柴君、キスも初めてなの?」
「はい、、、、」
「じゃあ、秘密の約束にキスを教えてあげる、、、」
唯は両手で優しく頬を支えながら唇を重ねていった。
慌てて目をつぶる真一を見て、可愛いと感じてしまう。
この子を自分だけのものにしたい。
そんな考えが頭の中を駆けめぐる。
真一の唇から舌を忍ばせていく。
息を荒くしながら、真一は受け入れる。
真一のうぶな反応が嬉しい。
唯は舌先を遊ばせながら、真一の舌を絡め取る。
若い男の子の舌をじっくりと味わっていると、真一の手が唯の胸に伸びてきた。
「ああっ、いやぁ、、、小柴君、、ダメぇ、、、」
そう言いながら、自慢の胸を真一に委ねる。
「ああ、唯さんの胸、、、やっぱりすごく大きい、、、、ずっと触りたかった、、、」
唯は微笑みながら、真一の手を外していた。
不満そうな真一を熱い瞳で見つめる。
「今日はここまでよ、、、そのかわり、今度、わたしの胸、いっぱい見せてあげる、、、ああ、いっぱい触らせてあげる、、、、」
真一は頷きながら生唾を飲み込んだ。
「でも、一度だけだよ、、、一度だけだからね、、、、」
自分に言い聞かせるように、唯はその言葉を口にしていた。
つづく
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