ホテルに入ると詩織は豹変した。
まるで奪うように凪の唇と舌を貪り、しがみついてきた。
濡れた瞳で凪を見詰める。
「凪、、凪が好き、、、今だけでいいの、、、わたしだけのものになって、、、」
ベッドの上に押し倒すように横たえると、凪の服を脱がせ始める。
「凪、、、今日のわたし、すごくヘンなの、、、お願い、、、嫌いにならないで、、、」
そう囁きながら、凪の裸の胸に唇を這わせ始めていた。
「ウウッ!、、、オレが詩織さんを嫌いになるはずがありません、絶対に、、、」
詩織は凪の言葉に体をピクリとさせると、再び凪を熱い瞳で見詰め、唇を重ねてきた。
凪の髪を優しく撫でながら言った。
「ああ、凪が好き、、、凪のこと全部、好き、、、」
「オレもです、、、詩織さんの顔も胸もお尻も、全部好きです。優しいところも、見かけによらず、ときどきすごく可愛いところも大好きです。」
「見かけによらずって、、、凪、それなに?」
「ごめんなさい、、、でもそんなヘンな意味じゃなくて、、、」
「だから何?」
「えーと、、、オレの前だけで、可愛いくなって欲しいっていうか、、、」
「わかってますよーだ、、凪のバーカ、、、」
詩織は頬を染めていた。
「お仕置きしてやる、、、」
詩織は凪の乳首を吸い、舐め始めた。
「ああっ、ダメだよ詩織さん、、、ううっ、うっ、、、、」
「ふふっ、凪って、かわいい、、、」
詩織はパンツひとつになっている下半身に、手を伸ばしていた。
「ああっ、かわいいくせに、、すごい、、、凪の、、こんなになってる、、、」
「だって、詩織さんがそばにいるから、、、」
詩織は下着の上から凪の滾った男根を、指先でなぞり始めた。
「ふーん、わたしがそばにいるだけで、こんなに大きくなるんだ、、、、凪って、すごくエッチなんだね、、、、」
「そうです、、、オレ、あの夜のこと、、、詩織さんとしたエッチのこと、ずっと考えていました、、、ああっ、詩織さん、すごく気持ちいい、、、」
「わたしもだよ、、、ずっと、凪としたセックス、、思い出していたよ、、、」
詩織は膝立ちになると、ゆっくりと服を脱いでいった。
「凪、見て、、、わたしを見て、、、」
詩織の瞳が怪しく輝いていた。
その瞳で凪を見つめていた。
つづく
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