「ああ、こんなの初めて、、、」
「オレも、、オレもっと唯のこと好きになった、、、」
「わたしも、、、ああ、拓人、、、、」
不意に涙がこみ上げてきた。
「わたし、、、悪い女だね、、、凪や詩織さんを裏切って、、、」
泣いちゃダメ、必死にこらえる。
「唯は悪くない、、、全部、オレが悪い、、、」
「、、そんな、、、わたし、、、どうしたら、、、」
拓人は優しく唯の背中を撫でながら言った。
「今まで通りでいい、、今まで通り、凪のことを好きでいてもいい、、、でも少しだけでも、オレのことを好きになってくれたら、すごく嬉しい、、、」
今、唯におじけづかれては困る。
「それで、、、それでいいの、、、」
「オレことで苦しんでほしくないんだ、、、でもオレが唯を好きな気持ちはもう止められない、、、」
「わたしも、わたしもだよ、、、少しじゃない、拓人のことすごく、すごく好きだよ、、、」
涙に濡れた瞳で拓人を熱く見つめていた。
感傷的な気持ちになっていた唯も、再び拓人の愛撫が始まると行為に熱中していった。
自ら進んでフェラチオを始めていた。
唇と舌、そして手を使って、愛おしそうに愛撫を加えた。
拓人の男を褒め称えながら、ネットリとしたフェラを時間をかけておこなった。
そうしているだけで、自分の女唇が激しく濡れるのを感じていた。
夫のときはこんなことなかった。
唯は自ら上になると、拓人のいきり立った男根にあてがった。
それには再び避妊具が装着されていた。
唯は少しだけ物足りなさを感じていたが、拓人が自分を思いやってくれる気持ちが嬉しかった。
拓人だって本当はナマでしたいはずだ。
それなのに、わたしのためにガマンしてくれている。
それが唯には嬉しかった。
つづく
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