二人きりで初めて話す唯は、妻の詩織とは違う魅力を感じさせた。
可愛らしい顔立ちに唇の下にある小さなホクロが、人妻の色気を滲ませていた。
唯はよく笑った。
その優しい笑顔が、妻にはない暖かいものを感じさせる女だった。
凪がうらやましいと思った。
こんな女が自分の妻だったらと思った。
唯も夫とはまるで違うタイプの男である拓人に、興味と好意を持っているのはすぐに分かった。
唯は貞淑な人妻だが、心の奥ではちょっとした冒険を求めているような匂いを、拓人は感じ取っていた。
拓人は改めて男の目で唯を見つめていた。
幼く見える可愛い顔立ちとは裏腹に、熟した人妻の体を服の下に隠していた。
男なら誰でも一度は触れてみたいと思うであろう形の良さそうな豊満な胸、くびれたウエストに大きくてよく持ち上がったヒップ。
親友の妻ではあるが、正直、この女を抱いてみたいと思った。
この魅力的な女は夫しか男を知らないウブな人妻だ。
夫のことを心から愛しているが、女に慣れている拓人には落とす自信があった。
つづく
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