部屋に入ると二人は体もつれさせてベッドに倒れ込んだ。
髪を撫でながら、熱い視線で唯を見つめていた。
「唯ちゃん、すごく奇麗だよ、、、、ずっと逢いたかった、、、、」
泣いたような潤んだ瞳で、唯は見つめ返していた。
「わたしも、、、すごく、すごく拓人さんに逢いたかった、、、、」
熱い唇が重なり合った。
唯は目を閉じて、自ら舌を絡ませていった。
「ムウッ、、、ンンッ、、、、ンッ、、、ンッ、、、、ン、ンンッ、、、、、」
こんなに激しいキスはいつ以来だろうか?
唯は激しく自分を求めてくる拓人が嬉しくて、その両腕を首に巻き付けていった。
拓人は乳房に手を這わせてきた。
改めて、その量感と感触を楽しむかのように。
「すごく大きい、、、形もよくて、すごく素敵だよ、、、、」
「あーん、拓人さんの指、、、すごく感じちゃう、、、、」
ガマンが出来なくなった拓人は唯を全裸にすると、自らも服を脱ぎ捨てた。
パンツを突き破らんばかりにテントを張っていた。
唯は視線を送っていた。
「ああ、拓人さん、、、すごくなってる、、、、」
もうすぐ、あれがわたしの中に、、、、
気が遠くなるような興奮を覚えていた。
唯が横になっても、その乳房は豊満さを讃えるように、著しく盛り上がっていた。
雪のように白い、砲弾型の見事な乳房だった。
その頂には、子供を産んだにしては色素の薄い、上向きで大きめの乳輪と乳首が男の欲望をかき立てるようにたたずんでいた。
本当にスゲー胸ををしてやがる。
拓人は生唾を飲み込んだ。
こんなに素晴らしい体を凪が独り占めしている。
凪しか触れたことのない体なのだ。
拓人の目が獣のようにひかっていた。
凪、悪いが唯ちゃんをいただくぜ、、、
元はといえば詩織、お前が悪いんだ。
詩織はさめた女だった。
そのあまりの美しさに心を奪われ、半ば強引に結婚した。
表向きは優しく、いつも穏やかに接してくれる妻だが、いつまで経っても心を開いてくれない詩織に、次第に苛立ちを感じるようになっていった。
セックスにしても、拒むわけでもなく応じてはくれる。
着痩せする美しい体は感度もよく絶頂にも達している。
だが激しく乱れることはなく、いやらしい言葉を口にすることは殆ど無かった。
物足りなさを感じていた拓人は妻を自分好み女に変えようとした。
でもそれも無駄だった。
詩織は頑なな女だった。
それに子供が欲しい自分と、口には出さないが余り乗り気ではない詩織に、言葉には出せない壁を感じるようになっていた。
そんな時、凪の妻である唯と街で偶然出会った。
つづく
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