二人は結局ラブホに泊まることにした。
詩織がわたし凪に抱かれたら、きっといっぱい声をだしちゃうからラブホがいいと顔を真っ赤にして言ってきたからだ。
そのときの詩織はすごく可愛かった。
普段のキャリアウーマンの面影は無かった。
凪は再び、思わず詩織を抱きしめていた。
凪は緊張していた。
なにせ人生二人目の女性だ。しかも、ずっと憧れていた詩織が相手なのだ。
他の女など考えたことも無かった。
唯を愛しているからだ。
でも詩織は特別だ。
一度だけ許してほしい、凪は心の中で唯に詫びを入れていた。
拓人にもすまないと思っていた。
その思いとは裏腹に、凪の男は熱い口づけを交わしてから収まることなく、バッキバキに勃起していた。
ベッドの上に全裸の詩織が横たわっていた。
抜けるような白い肌に手を触れる。
ピクリと震わせ、細身の体にみっしりと実ったお椀型の乳房が揺れた。
「あーん、凪ぃ、、、」
「詩織さん、、、すごく奇麗だ、、、、オレ、、ずっと、、、詩織さんのこと、、、」
「凪ぃ、、、、、」
詩織が凪にしがみついてくる。
熱い口づけを交わしていた。
「詩織さん、、、好きです、、、、」
「わたしも好き、、、ずっと凪が好きだった、、、」
二人の体が絡まり合った。
凪は今までの思いを込めて、丹念に詩織の全身に愛撫を加えた。
普段はあまり目立たない、その豊かな胸を褒めたたえ、詩織への愛を囁いた。
詩織は敏感な体を震わせながら、凪の名を呼び続けていた。
凪が好き、ずっとこうして欲しかったと言いながら、悩ましげな声をあげ続けていた。
つづく
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