それを聞いた瞬間、はっとしました。
確かに旦那は、この行為を拒絶し続ける私への説得の中で その言葉を使いました。
理解できない、意味がわからないと騒ぐ私への説明の途中に、確かにその言葉を使って説明したのです。
その言葉を聞いた瞬間、心がザワザワとしたのを覚えています。
私はその感覚を旦那と旦那の要求に対する嫌悪感だと思っていました。
旦那に幻滅した証拠だと思っていました。
そして旦那に幻滅したからこそ、そんなに望むなら抱かれてやろう、ボロボロにされた私を見て後悔すればいい、そう思って1人目を受け入れたのです。
そう言うと、吉崎は「そうか」と言って笑いました。
最初は旦那への憎しみと復讐とゆう言い訳だったのかと。
そして「けど、初めて貸し出された先で、お前にとって完璧ではなかったかもしれないが、少なくとも『強い男』を知ったのだろう?じゃなきゃ2人目、そして3人目である俺を受け入れる訳がない。」と言いました。
そして、1人目はどんな男だったのか聞いてきました。
私は半年前の記憶をたぐりよせながら、吉崎の質問に補足されながら、ポツリポツリと話していきました。
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