私がサイコロを振ろうとすると、吉田社長が口を挟んできた。
吉田「待った!時間短縮のため、特別ルールだ。赤字の敗者はこれから2枚脱ぐことにしよう。やはり、赤字の責任は大きいからな。」
梢「突然そんなルール追加ずるくないですか?」
吉田「その方が早く決着がつくじゃないか。」
梢「でも、なんか突然すぎますよ。ねぇ?Yさん。」
私「確かに、突然ですね。」
吉田「いや、結局早く決着がつくし、逆に君達にとって、私を2枚ずつ脱がせれば、勝てる確率も高くなるかもしれないんだぞ?」
梢「んー?何か騙されてる気がする。」
吉田「騙してなんかいないさ。さぁ。Y君、君が振る番だ。」
いや、二枚脱ぎにしたところで、このゲームの決着が早まるだけで、勝てる可能性が高まる訳ではないのは分かっていたが、私は社長に何も言わずサイコロを振ることにした。
(2回戦目)
私はサイコロを投げる。
出た目は黒3に赤8で赤字の5。
ヤバい、ピンチだ。
私はあからさまに顔つきが変わってしまった。
吉田「Y君のそんな顔を見るのは初めてだな(笑)」
梢「大丈夫だから、まだ諦めないで。」
そう言いながら、梢さんはサイコロをどんぶりに落とした。
出た数字は黒が4に赤が3で結果は黒字の1。
吉田「梢君調子いいねぇ。さて、私の番か。」
吉田社長は右手の中でサイコロを振るわせながら私を見る。
吉田「これで私が勝てば、Y君、君は後がないぞ。」
そう言ってサイコロを投げる。
出た目は黒2と字8で赤字の6。
とりあえず、助かった。
吉田社長は悔しそうに、靴下とワイシャツを脱いだ。
吉田社長の上半身は黒いタンクトップ姿になる。
やはり、見た目の印象通り、程よく筋肉がついた引き締まった上半身だ。
吉田社長はすぐに不敵な笑みを浮かべ
吉田「だが、私は負けんよ。」
と言って再びサイコロを手にした。
(3回戦目)
吉田社長はサイコロを落とす。
黒11に赤4で黒字の7。
ほぼ負けることはない数字だ。
梢「私も調子いいんですからね。」
そう言いながら、梢さんはサイコロを振った。
黒3、赤9で赤字の6。
梢「うーん。ここで赤字かぁ。」
そう言いながら、梢さんは、私にサイコロを渡してきた。
私にサイコロを渡す時の梢さんの表情はどこかほっとしたような、まるで私に、自分には勝って、と訴えかけているような、そんな表情をしていた。
私はサイコロを振る。
黒6と赤7で赤字の1だった。
梢「あー。やっぱり私の負けだぁ。」
吉田「2枚脱ぐんだよ。」
梢「分かってますから。」
梢さんは靴下を脱いだ後、その場に立ち上がり、ワンピースの袖から両腕を外して、一気にたくしあげるように脱いだ。
そして下着姿の梢さんが吉田社長の前に披露されてしまう。
吉田「梢君のピンクの下着は初めて見るよ。Tバックも君の小ぶりのお尻によく似合ってるね。やっぱり君の体は美しい。」
私も梢さんの体を眺めてしまった。
身長は150センチくらいと比較的小柄な印象はあった。
胸は多分、Bcupくらいだろうか、それでも貧乳という感じは全然感じさせない。
むしろ、やっぱりスポーツを何かしているような、綺麗なボディラインだった。
女の私から見ても引き込まれてしまう妖艶さを感じてしまう。
そう。例えるなら遥香さんのような。
私は、何故か、梢さんの下着姿に自分の下半身が温かくなる感じがしてしまった。
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