私達は愛の営みを終えて、お互いに抱き合いながらベッドに寝ている。
妻「ねぇ。明日って、まりんちゃんのママ来るってことはさ。」
私「うん。」
妻「まりんちゃんのママも、あのエロ社長に何かされてるのかなぁ。」
私「う~ん。恐らく。」
妻「そう……なんだ。」
私「まぁ、高橋さんの家にも事情があるんだろうから。」
妻「そうなんだろうけど。ご主人は大丈夫なのかなぁ。」
私「う~ん。大丈夫ではないんだろうけど、話してる感じでは、普通な印象だよ。」
妻「パパは?」
私「ん?」
妻「いや、パパは、私があの社長とエッチなことしてめ平気でいられる?多分……することになるんだろうけど…。」
私「平気じゃないけど。でも。」
妻「でも?」
私「高橋さんの奥さんにこの前言われたんだよ。その分、奥さんを大事にするべきだ、じゃないと、女が体使って頑張ってる意味がなくなる、みたいな。」
妻「深い……ね。」
私「うん。例え形は違えど高橋さん夫妻もお互い頑張ってるのは間違いないんじゃないかな。」
妻はベッドから立ち上がり、下着を着けはじめる。
妻「でも、そうだよね。パパ、私あの社長とエッチしても、好きな人はパパなんだからね。」
私「え?」
妻「いや、吉田社長とエッチして、もし、もしも多少感じちゃったとしても許してね。」
ブラジャーを留めながら妻は言った。
恐らく妻は前回吉田社長に胸を責められて感じてしまったことに後ろめたさがあるのだろう。
私「許さないとか俺が言えた義理じゃないよ。」
妻「まぁ、あくまでも仕事として、ね。」
そう言って妻はショーツとパジャマを着て和室へと戻った。
私も、パジャマを着て、タオルと妻の濡れたショーツを持って一階へ降りることにした。
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