私「さて!明日の退院準備もOKかな。」
時刻を見ると、夜の10時半になっていた。
私はトイレに行こうと思い、廊下に出ると、廊下は既に薄暗くなっており、各病室も扉が閉められて、静まりかえっていた。
私「ようやく、ここともお別れか。」
そう言いながら、トイレを済ませると、私は病室に戻り、電気を消した。
部屋の中は月の明かりが差し込むだけだった。
私はベッドへ横になり、布団を被った。
30分くらいすると、病室の扉が開いた。
私「誰ですか?」
遥香「私。」
私「あぁ、先生ですか。どうかしました?」
遥香「明日、退院だから。最後に診察しようと思って。」
私「そうなんですか。じゃあ、起きます?」
遥香「いいわ、そのままで。」
遥香さんが近付いてきた。
遥香さんの顔は完全に妖艶な表情になっている。
その表情を見て、私は、直ぐに遥香さんが何をしようとしているのかが分かった。
私「先生?私、明日退院ですからね?だから、今夜は大丈夫です。」
遥香「いいえ。今日は本格的にしようと思っててね。」
私「いやいや、だから、ここ病院じゃないですか。」
遥香「そうよ。だから、ハプニングバーの時とは違うことをするわ。」
遥香さんは、白衣を脱ぐと、下は手術の時に着るような服を着ていた。
白衣を脱ぐ仕草を見た瞬間、私の性的欲求が刺激される。
私「違う……こと?」
遥香「えぇ。Yさんの、女の本能を久々に解放しようと思って。」
私は、大きくため息をついた。
私「分かりました。でも、そんな激しいのは止めて下さいね。」
遥香さんは、ベッドに手をかけると、ゆっくりと私にキスをしてきた。
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