(枕営業一日目後半)
吉田社長と話をしていると、妻がリビングのドアを開いた。
妻「あなた、ちょっといい?」
私「ん?ああ。」
妻は私を廊下へと呼び、小さく囁く。
妻「パパ、ちょっと着替えてきていい?」
私「ん?ああ。構わないよ。」
妻「少し露出多くなっちゃうけど…許してね。」
私「いや、大丈夫だけど。」
妻「高橋さんの奥さんから聞いたんだけど……ね。社長、露出多い服装好きみたいで…。」
私「あー。何か変な気使わせてるよな。こっちこそごめんな。」
妻「ううん。家族のためだから、私も少しは力になるよ。」
そう言いながら、妻は二階へと上がっていった。
私はリビングに戻ると、吉田社長は口を開いた。
吉田「どうかね?奥さんの様子は?」
私「今、二階で着替えてくるそうです。」
吉田「ほらな(笑)こういう変化の過程も私は好きなんだよ。」
私「しかし、いきなりだと妻も抵抗があるかと。」
吉田「何も今日いきなり手を出す訳じゃあないんだよ。言っただろう、変化の過程も私は好きなんだ。」
私「そうなんですか…。」
吉田「まぁ、君の将来にとっても悪い話じゃない。まぁ、とにかく奥さんが着替えてくるのを楽しみに待とうじゃないか。」
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