梢さんが部屋から出ていった後、私は幼稚園に電話をして、子供達を高橋さんの母親に預けてほしいと伝えた。
電話が終わると、吉田社長が口を開く。
吉田「最初は君と梢君の二人の絡みを見ようと思っていたが……どうも君達二人の世界に入ってしまうようだ。それと、君は梢君を使って私の体力を削ろうと考えていなかったかね?」
吉田社長の指摘は当たっていた。
梢さんには申し訳ないが、時計を見た時に、時間が大分稼げたとホッとしていた自分がいたことは否めない。
あと1時間ちょっとくらい吉田社長の相手をするだけなら、なんてことはない、と。
しかし、ここで引いてはいけない。
私「そんなことありませんよ。社長がしたいだけ私はお相手をする覚悟はあります。だから、社長の体力が続くなら、夜になっても構いません。でも、そんな長時間私ばっかりじゃ、社長飽きちゃいません?(笑)」
私なりの精一杯の抵抗だ。
金曜日で、社長の大きさに私の中は耐性も多少ついたはずだ。
大和さんとして以来、久々にあの大きなサイズの人としたから、あの日は耐えられなかっただけで、慣れれば大丈夫なはず。
私は朝から自分にそう言い聞かせていた。
そうして自分を鼓舞していた。
吉田社長は私の言葉を聞いて大きく笑った。
吉田「はははははは(笑)私は君が気に入ったよ!そう!ビジネスの世界でも、強気になれないやつは淘汰される。私はそんな世界で沢山の勝負をして勝ち残ってきた。中には君みたいな強気なやつもいたがね。全員私の前にひれ伏していったな。勝った時に見える景色は最高だよ!君も私に勝ってそんな景色を見てみるか?」
私「いいですね。私が勝ったら、主人を助けていただけますか?」
吉田「いいだろう。私が君を性奴隷に堕としきれなかったら私はおとなしく引き下がるよ。」
私「約束して下さいね。」
吉田「いい覚悟の目だ。増々君に興味がわいた。」
そう言うと吉田社長はタブレットを鞄にしまい立ち上がった。
※元投稿はこちら >>