二人揃って浴室に入ると、吉田社長は泡のたった浴槽に半身浴の状態で浸かっていた。
浴槽は大きな円形で、三人が足を伸ばして入っても十分すぎる大きさだった。
吉田「Y君のいやらしい声が心地いいBGMだったな。」
私も梢さんも黙って吉田社長の声を聞き流す。
吉田「さぁ、今から、この泡で二人でお互いの体を洗いあうんだ。まずはY君が梢君の体を洗いたまえ。」
私が梢さんの体を洗う。要は攻守交代だ。
私「梢さん、いい?」
梢「うん、大丈夫。」
梢さんの答えを聞いて、私はシャワーを出してお互いの体を濡らした後、桶一杯に浴槽内の泡をすくうと、桶内の泡を手に取った。
泡がこぼれ落ちないように梢さんの肩に泡をつけると、腕に泡を広げていく。
両腕に泡が広がると、私は再度泡をすくい、今度は肩から胸にかけて泡を広げる。
梢さんの形の整ったBcupの胸をゆっくりとマッサージするように泡を広げる。
やっぱり、ハリのあるいい胸をしていた。
私は泡を広げながら、やがて梢さんの胸を揉みしだきはじめた。
こうして女性の体を一方的に責めるというのは、不思議な感覚だ。
梢さんが興奮する気持ちも分かるような気がした。
自分がされたら気持ちいい触り方、これは女性だから分かる男性とは違った責め方だと思う。
ゆっくりと梢さんの胸の形に沿って揉んでいると、やがて突起部に指がかかる。
人差し指で、転がすように梢さんの乳首の先端部に刺激を与えると、やがて梢さんの乳首が硬くなってきた。
梢「ウゥゥ………ウンッ!!ウンッ!!!ウゥゥンッ!!!」
梢さんの口から少し高いアニメがかった可愛らしいあえぎ声が漏れだし、体がビクッと反応した。
私はもう一度泡をすくい、自分の胸につけた後、もう一度泡をすくった。
今度は梢さんの肩から背中に泡を広げる。
私は梢さんに抱きつくような形になる。
私は、梢さんの乳首に自分の乳首を合わせて、背中の泡を広げながら、胸を押し当てるようにしてマッサージする。
梢「ウウゥゥゥッッ!!!アゥゥゥッッ!!!ウゥゥゥゥッ!!」
ビクビクと梢さんの体が反応する。
背中に泡を広げ終えると今度は乳首の先端部分を触れるか触れないかくらいの位置に調整し、梢さんの乳首を転がすようにマッサージした。
梢「ァァァァンッッ!!!ウウゥゥゥッッッ!!!ウグゥゥゥッッ!!!」
私「ハァハァハァハァハァ……ねぇ、、気持ちいい?ねぇ?」
吉田社長に目をやると、二人の女が自分の思い通りになっていく様子を嬉しそうに見ていた。
だが、もう私にとって、吉田社長がそこにいようが関係なかった。
ただ、目の前にいる梢さんが愛しいだけで、私のこの不思議な感情は爆発寸前の状態だ。
私にも快感の波が押し寄せてくるが、私なりに必死に快感を抑えながら梢さんを責めた。
お互いの胸についた泡が、触れあう乳首の滑りをよくし、より快感が高まっていく。
梢「ウウウウゥゥゥゥッッッ!!もう……もう……ダメッ!!!気持ちいいからっっ!ウグゥゥッッ!!!」
梢さんは、力が抜けたように椅子に座ると、両足を広げた。
梢「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァ………お願い………ね?」
梢さんの目が懇願するように下半身を責めて欲しいと訴えかけてきた。
ラブホテルの浴室に置かれている椅子はスケベ椅子と呼ばれる椅子だという約束は、このホテルも守っていた。
私は浴槽からまた泡をすくい、両手に大量の泡を取り、梢さんの開いた足の内太ももから泡をつける。
『また本当の私に近付いてくれたね』
私の中の女が声をかけてきた。
私の中に潜む女の狂気は、目の前に肩で息をする、小柄な梢さんに向けられ始めた。
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