母親の店の前に戻った。
そろそろ店の閉店時間だった。
店の前にあるコインパーキングから、お店を見ていた。
お店からは1人また1人と客が帰っていった。
その店のママさんが、客を見送るたびにディープキスをしていた。
その光景を見て、なんだか不思議な気持ちになった。
最後の客とママさんがディープキスをしていた。
その客が帰ったあと、ママさんはお店の入り口のドアに掛かってる看板をOpenからclosedにひっくり返した。
そして、お店の入り口の照明も消された。
そこから10分位して「お疲れさま~」と声がして1人の女性が出てきた。
真美先輩の母親だった。
携帯を耳に当てながら歩いていた。
おそらく、俺の留守電を聞いていたのだろう。
お店から少し歩いて行った時、俺は真美先輩の母親に声をかけた。
後ろから声をかけられた母親は「キャッ…もう~K君…ビックリさせないでw」と言っていた。
俺は「ごめんなさいw 」と謝った。
続けて俺は「急に来ちゃってごめんなさい。」とまた謝った。
母親は「留守電聞いた時は、まさかって思ったけど…本当に来るなんてw」と言っていた。
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