また微妙な沈黙になった。
以前はセックスの後は、笑いながら何回もキスしたりイチャイチャしていた。
なんとも言えない嫌な空気だった。
沈黙を破るように
亜希先輩が「…お風呂入ってきちゃうね。ごめんね…私だけ。」と言って、乱れた制服を脱ぎ、部屋着に着替えて部屋から出て行った。
俺は、コタツに座った。
亜希先輩と付き合えるって自信を持っていた自分がなんか虚しかった。
俺は、亜希先輩も俺の事が好きって思い込んでいた。
やるせ無い気分って言うか、むしゃくしゃした気持ちって言うか。
別に泣きたいって訳でも無かった。
何もする気が起きなかった。
いつもなら、こうして女性の部屋に1人になると、タンスを開けてパンティを漁ったりしたが、そんな事をする気持ちにはなれなかった。
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