「ほら、ちゃんと替えの下着も用意してきたから、ちゃんとブラジャーしないから、オレ達爺さんでも、ムラムラきちゃうじゃないか」
二人掛かりで、グッタリした菜穂美にブラジャーを着けさせた。かなり毒々しい紫色のレースだった。お揃いの股布しかないあとは紐だけのGストリングショーツを履かせた。
「おー似合うなぁ、崩れた年増身体ほどどぎつい下着が合うよ」
「でも、一番隠さなきゃいけない、乳首とマンコが丸見えだな」
そうだったレースで透けている上に、乳首と陰部が丸出しの穴あき下着だった。
「あーたまんねーな、もう一吸い」
二人は穴から飛び出した乳首に吸い付いた。
「もう、勘弁してぇ、あー、」
菜穂美はまた痙攣しそうだった。
「キリないな。ほら、これでも羽織ればまだマシか、イヤかえってやらしいな」
薄いブルーの、シースルーベビードールを羽織らされた。まるで介護を受ける老人みたいに、二人のなすがままに、その上からジャージを着せられた。
「おー丁度、皆さんお迎えの時間だな、しっかりしてくださいよ、施設長さん」
阿部は菜穂美の肩をボンと叩いて、車を降りて、施設の送迎車に向かった。
「じゃ、仕事終わったら、楽しみにしてるからね、菜穂美」
藤本は、放心状態の菜穂美を抱きしめ、唇を重ね、舌を入れてきた。菜穂美は無意識のうちに舌を絡めてた。年寄りの癖に、ゴツい見かけの割にはキスが上手い。こんなことされたのに、菜穂美はふと思ってしまった。
「ラインで待ち合わせ場所送るからね」
身体を離し、藤本は運転席に廻った。
送迎呼び出しのために、ライン交換していたが、こんな使われ方するなんて。少し正気に戻った菜穂美は、後悔に苛まれた。
まるで何事も無かったように、入居者達と施設に菜穂美も送り届けられた。
診察の介添えに着いて行っていた主任の恵子は、51歳の菜穂美より5歳上の部下だ。彼女は何も口に出さなかったが、憐れむような彼女の視線を菜穂美は感じた。彼女も被害者かもしれない。
玄関に入って、事務室に向かおうとして、自分の手提げバッグに、自分のパンティが入っているのに気づき、あっと、ジャージの下の格好を思い出した。そして本当に正気に戻った。
事務室にシャワー浴びてくると告げ、浴場に駆け込んだ。
ジャージを脱ぎ、ベビードールも脱ごうとした時、ドアが開いて、スーツ姿の男が入って来た。
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