(撮影2)
午後からラブホテルに移動しての撮影になった。Z企画のある場所から近い所に
あり、撮影に時々利用しているらしいそのホテルは、部屋が広々としていて
撮影機材を入れるのにも都合が良いようだった。翔太とマリコはZ企画のバンに
乗せられ、そのホテルに移動した。ホテルの続きの2部屋があらかじめおさえられていて、
片方が撮影用、片方が控室用になっていた。マリコは到着するとすぐにシャワーを
浴びて、メイクの中年女性スタッフと化粧に取りかかっていた。アダルトビデオの撮影は
セックスシーンから始まる。それの出来不出来によって前後のシーン設定が変更になる
場合があるからだった。今回の撮影は元カレ役の岡島とマリコの二人だけの撮影だった。
同窓会で悪意を持った女二人に酔わされて、ほとんど意識のない状態で元カレの
岡島にホテルに連れて来られるシーンである。翔太は監督の後ろでモニター画面を見ていた。
5メートルほど先のベッドで撮影される映像であった。
佐藤「マリコさんはシーンの後半まで無反応、挿入されたあたりから少しだけ意識が出てきて
岡島のペニスに感じさせられてしまう、という感じを出してください。岡島さんは
意識のないマリコさんを、少しずつ脱がせていってくいださい。
では始めます。ヨーイ、スタート」
岡島とマリコがホテルのドアから入ってきた。マリコは岡島にもたれかかり首をうなだれ、
ヨタヨタとしながらベッドまで進むと、崩れるようにベッドに横になった。岡島がハイヒール
を脱がせ、マリコを揺すって反応を確かめたが無反応だった。岡島の手をカメラが追っていた。
深緑のワンピースのボタンを外すと紺色にブドウのツタが白く刺繍されたブラジャーがでてきた。
胸の弾力を確かめるようにブラジャーの上から岡島の手が揉む動きをした。
それからブラジャーを上にずらして出てきた白い乳房の上に乗った乳首を指で弾き、
その乳首に吸い付いた。マリコの口に移動しキスをしたり、中に舌をいれようとするが
マリコは反応を示さない演技を続けていた。岡島はワンピースを脱がそうとマリコのからだ
を動かそうとするが、なかなかうまくできないでいた。
佐藤「はい、ここでマリコさん、いったん自分で脱ぎましょうか。」
マリコは監督の言葉に「はい」と返事して起き上がると、自分でワンピースを脱いだ。
佐藤「じゃ、また横になって意識のない状態に戻って、服を手に持った岡島さんが
ベッド脇に服を投げるところから始めます、ヨーイ、スタート。」
ブラジャーとショーツ姿になったマリコを岡島は舐めまわしていく。ブラジャーも完全に
取ってしまい乳房から腋へと舌を這わせていった。岡島は自分のポケットからスマホを取りだし
マリコの裸を撮影した。岡島自身もパンツ一枚になってマリコのショーツを脱がした。
露出したマリコの女陰に指を入れ反対の手でスマホで撮影した。だがスマホで撮影した
映像は作品には使わず、高解像度のカメラで撮影したものを加工してスマホで撮影したよう
に見せるということを後で翔太は監督に教わった。そのほうが映像が編集しやすく画質も
いいらしい。マリコの女陰に入れた指を岡島が出すと指に透明なマン汁がたっぷり付いていた。
スタッフがが濡れていない場合を想定してローションを用意していたが必要なかったようだ。
岡島がマリコの股間に口を付けジュルジュル音を立ててクンニを始めた。マリコの
口がかすかに開き、眉間に僅かなシワを寄せた。いよいよ挿入シーンだが岡島がスマホを
ベッドの横に立てかける仕草をした。これは作品上、映像をスマホに撮って後でマリコを
脅迫するための記録だったが、実際はベッド脇の重そうな三脚に置いたカメラの映像を使った。
これは挿入後にベッドが揺れ始めるとベッドに置いたカメラでは画像がぶれてしまうからだった。
岡島が勃起した肉棒をマリコに挿入すると、それまで昏睡状態だったマリコが
「ハアーン」とのけぞり「ナニしてるのよー」
とかすれた声を出した。岡島が高速でピストンを始めると泥酔状態にもかかわらず、、
明らかに感じて身もだえする様子をマリコはうまく演じていた。
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