ソファーは背もたれを翔太らの方に向いて置かれていた。マリコと森田が横に寝てしまうと
背もたれが邪魔して二人が見えない位置にあった。森田が服を脱ぎマリコもシャツを脱いで
ソファーに倒れた。上になった森田の背中や頭だけが背もたれの向こうに見え隠れした。
翔太は山本とオセロゲームをしていたが、マリコと森田の方を時々鋭い視線で見ていた。
マリコが小声で何かを森田に言う声がしていた。やがてマリコの喘ぎ声が聞えてきた。
見るとソファーの片側には、背もたれから出た森田の後頭部と背中が上下に揺れ、
ソファーの反対側の背もたれからは、マリコの白い足先が出てゆらゆら上下に動いていた。
「翔太、見に行かなくていいのか。気になってるんだろ。」
と山本が言うと、
「いいよ。おまえが見に行けよ。」
と不機嫌そうに翔太が応えた。
山本は椅子から立ち上がると、ソファーに近寄りマリコと森田の足側から覗き込んだ。
「すげえ! がっつり入ってるぜ。」
翔太を手招きしたが翔太は行かなかった。
驚いたような顔で二人の交わる姿を見ていた山本が翔太のところへ戻ると、
「森田、早く逝ってくれないかな。俺、さっきからヤリたくなってんだがな。」
と翔太に言った。見るとズボンの前が膨らんでいた。
「座ってオセロしようぜ。」
翔太が言うと、山本は
「おまえだって、さっきから気になってしょいうがないくせに・・・」
その時、あああっ、という森田のうめき声がした。マリコの腹部に精液を飛ばして
早漏気味の森田が逝った声だった。
「翔太、ティッシュペーパー取って」
とマリコの声がした。翔太はテーブルのわきにあったティッシュペーパーの箱を森田に投げて渡し、
森田が何枚かを取り出してマリコの腹部を拭いてやっていた。
「今度は俺の番だぜ」
と服を脱ぎだした山本だったが、マリコがちょっと待って、お水飲ませて、というと
全裸でソファーから立ち上がり、台所まで歩いてゆき、そこで水を飲んで戻って来た。
そして翔太の前に立つと腰に手をやり
「私のからだを見て。どーお、満足?」
翔太は「ああ」とだけ低い声で応えた。
「次は山本君ね。こっちへ来なさい。」
パンツ一枚になった山本の手を取りマリコはソファーに向かった。
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