私は出勤の時に使用した自家用車を会社に置いて電車で帰ることにした。3人で駅に向かいましたが、藤田さんと早織が同じ方向だということで2人とは違うホームになった。私は彼らとは向かいのホームから2人を見送ることにした。彼らの乗る電車がホームに入ってくると人混みで彼らの姿が見えなくなった。電車が発車すると電車から降りた客でホームがごった返しになっていた。
程なくして私が待つホームにも電車が入ってきた。かなりの乗客が乗っていたのが見えたので、少々億劫に感じました。降りる客はそれほど多くないのに乗る客は多かったことで、自分の周りに少しスペースが空く程度しか空間の余裕はなかった。私は扉の少し中に入ったところに立っていた。仕事帰りの疲れたサラリーマンたちが私と同じように覇気のない顔をして立っている姿に同調した。
※元投稿はこちら >>