自宅の扉を開けて中に入っていった。
「うううっ…んんんっ…んぐぐぐっ…」
苦しそうな声を上げている妻の声が玄関まで聞こえていた。私は靴を履いたままリビングまで行くと、妻は縄で身体を拘束されて口には猿轡、そして妻の大切な部分には電動マッサージ機の頭の部分がすっぽりと咥えられた状態で振動されていた。そして乳首にもピンクローターをテープで貼られて…。
猿轡をされている妻の口からはだらしなく唾が垂れていて妻の髪の毛を濡らしていた。
「約束が違うじゃないか?」
「何を言ってるんだ?俺は手を出さないでやるとは言ったが、何もしないとは言ってないぞ。それにお前から電話がかかって来た時はすでにこいつはこの格好でいたんだからな。お前がホテルでこいつを置きっぱなしにしていた時とそれほど状況が変わるとは思わないし。それよりちゃんと持ってきているんだろうな?」
「私は手に持ったパソコンをゆっくりと上に上げていった。」
「その中に入っているんだな。他には何もしてないんだろうな。」
「あぁ、そんな時間がどこにあったと思うんだ。」
「まぁ、確かにそうだろうな。あの道の駅からだとこの時間なら1時間かかるしな。」
「な、何で私がそこにいたことを知っているのだ?」
悪事に手を染めるやつは、やはり一筋縄ではいかない。それどころか何枚も上を行っている。私は妻に視線を写した。妻が縛られている縄は以前見た妻の身体についていた縄の痣とほぼ同じ場所に巻かれていた。私はそれに気づくと「あんたがあきらか?」とその男に向かって叫んだ。
「あきら?何のことだ?あぁ、あきらか。俺じゃない。それはお前の後ろのやつだ。」
私は急いで振り返ろうとした時、頭に強烈な痛みが走った。あきらと思われる人物が私の頭を鈍器のようなものを振りかざしたのであった。私はそのまま記憶を失っていった。
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