妻が自宅に帰ってくるのを待とうと思っていたが、もはや私が住んでいるのはふさわしくないと思えるような状況だったことから、私は妻の帰宅を待たずに必要なものをキャリーバッグに詰め込み家をあとにした。
妻には内緒で必死に貯めた貯金と、偶然当たった宝くじのお金を合わせるとこれから先の人生で働く必要がないぐらいのお金は持っていた。妻も不倫をしていたということからお互い痛み分けとなり慰謝料を請求されることはないだろう。だがもし、離婚がうまく成立せず財産分与となれば相当の痛手を被るだろうがそこは妻の知らない金の存在なので、普段妻に見せていた通帳の残高500万とこの家をそっくりそのまま妻に与えても良いと考えていた。
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