私は何故彼女の上司に私たちの関係が分かったのだろうかと頭の中に思考が駆け巡った。彼女とデートをしている現場を見られたのだろうか?いや、それに関しては何とも言えないが、それぐらいのことで私という人間の名前や住所や会社の場所など知り得るはずはなかった。なぜなら、彼女にすら本名を伝えていなかったからだ。彼女と連絡を取るときもいつもメールだし、個人情報を盗み取られるはずなど何一つなかったと思ったのだが…。
私はその上司の情報収集力に畏れを抱いた。
「上司はどんな人間なんなの?」
「仕事はできるけど女関係にだらしないという噂は聞いているの。それにバツ2で今は独身なの。だから、会社にいてるパートさんもすごく彼から距離を置くようにしてるの。でも、彼に目をつけられると必ず最後までやられちゃうの。私の前に目をつけられた子は退職まで追い込まれて今は精神科に通っているみたいなの。それもセックス依存症になったみたいで。今も上司のアレが忘れられないと言って出会い系サイトで巨チンさんを探しては毎日のようにセックスをしてるみたい。でも、上司はどの巨チンさんは見つからなくて、毎日ペットボトルをあそこに入れて生活しているみたいなの。」
「なんで、ゆきはその子のことを詳しく知ってるの?」
「それは全部上司が自慢気に言ってたわ。今でも彼女を会社に呼びつけては会社内で彼女のことを犯しているみたいなの。
私はにわかに信じが違ったが、彼女が先ほど犯されていることから彼女の話を信じざるを得なかった。
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