彼女としばらく抱き合ったのち、彼女を犯した男のことについて彼女に聞いた。しばらく彼女は俯いたまま黙っていたが、ようやく重い口を開けて喋り始めた。
「うん…前にともひささんに話したことがあったじゃない?その上司がさっき私を犯した男なの。色々と弱みを握られてしまって上司からは逃れられなくなってしまって…それに上司のアレの大きさ…毎回入れられるたびにお腹を窮屈に圧迫してきて、嘔吐するほど吐き気がするの。でも、上司に無理矢理犯されていくと私の意思とは関係なく身体が彼のことを受け入れてしまってしまうの…そんな自分がすごく嫌になり、誰とも会いたくないって思ってたの。でも、今日ともひささんと出会ってわかったの。愛のあるセックスがこんなにも気持ちいいものだったなんて。アレの大きさなんかじゃないの。女は気持ちが満たされていないと全身が満たされた感じがしないのよ。それがさっきのともひささんとのセックスでよく分かったわ。だから、私の上司とは関係をすっぱりと切りたいの。でも、それってそんなに簡単なことじゃないんです。さっきも言ったような弱みを握られてしまってるから。」
「その弱みというのは何なの?」
「それは…」
「それは?」
「うん…ともひささんとの関係…」
「えっ?なんで知ってるの?私たちの関係をその上司が…」
「それが私も分からないのよ…絶対にバレないようにしてきたのに…」
「なのに何故なのだ?」
「私も聞きたいぐらいなの…でも、彼はあなたの名前や住所や会社まで知っていたの。だから、私はあなたとは何もないっ、単なる友達なのって上司に言ったの。すると、上司はあなたの家に行くと言ったので、それはやめてた言ったの。それなら俺との関係を持つんだなと言われて渋々彼のことを受け入れてしまったの…本当にごめんなさい。」
私は何とも言えぬ気持ちになった。
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