「高木、この前の件なんだが、お前の彼女の元彼についてはすでに解決したんだけど、上司の方の件が少々厄介で。」
「それは一体どういうことなんだ?」
「いや、お前を巻き込むのはどうかと思うから言わないが、その件に関しては俺は手を引かせてもらいたいんだ。それにお前もその件には関わらない方がいい。こんな稼業をしている俺が言うんだから、危ない事ぐらいはわかるよな。それに彼女とは手を切れとは言わないが、ほどほどにしないと痛い目を見ることになるぞ。これは友人の俺からの忠告だと思ってくれたらいい。」
私たちはそれきり黙ったままご飯が運ばれてくるのを待った。
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