服が透けて身体のシルエットが見えることがこんなにもいやらしいものだと思わなかった。それほど、私の心を踊らせるには十分であった。店を後にしてしばらくウィンドーショッピングをした。彼女は自分の服がこれほど透けているとは知らない様子でした。ただ、少し離れたところから彼女の姿をみるとその服の下にある身体のラインや乳首の色がはっきりと見えているのであろう。現に少し離れた所からこちらに向かって歩いてきている人は、彼女の姿を確認するとじーっと彼女の身体を舐めるように見ては通り過ぎていった。
「ねぇねぇ、私の前から来る人たち、なぜかみんな私のことを見ているようなきがするけど、何で何だろう?」
「きっとゆきが可愛くて目を奪われてるんじゃないかな?」
私は本当のことを言わずに彼女にそう告げると
「ほんと?ともひささんの横に歩いていても恥ずかしくないかな?」
「いや、私の方が何でこんな男に、こんなにも綺麗な女性と歩けているんだと思われているよ。」
「そんなことないですって。ともひささんは十分魅力的です。」
「ありがとう。そんなこと妻には一度も言われたことがない。」
「私もですよ。あぁ、ともひささんと結婚していたらもっと人生楽しかったんだろうなぁ。」
「ほんとそれ。今私も同じことを考えていました。」
二人は目を見つめあってその場に立ち尽くした。二人の顔がゆっくりと近づき、周りに人がいようがお構いなしに二人の唇を重ねていった。
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