彼女が反対の足の靴を履こうと足を組み直した時、店員はすかさず彼女のワンピースの奥が見えそうな位置に身体をずらしていた。流暢に語られていた店員の言葉が止まった。おそらく彼女のワンピースの中がはっきりと見えたのであろう。
「どうかしましたか?」
彼女の問いかけでようやくハッとして仕事に取り掛かった店員でしたが、そのことで彼女は今の自分の格好がどのようなものであったのかを思い出して慌ててワンピースの上から股間部分を両手で押さえて隠そうとしました。彼女の顔は耳まで真っ赤に染め上がりました。私がその様子をニヤニヤして見ていると彼女は少し頬を膨らませてブーっという仕草を私に見せました。両足の靴を履き終えた彼女に対して、「鏡で見てみませんか?」と店員は言って、床に置いていた斜めになった鏡を手に取り彼女の足元が彼女から見えるように持ちました。
だが、私は店員の取った行動を見逃しませんでした。彼女が鏡から視線を離した瞬間に鏡の角度を変えて、彼女のワンピースの中身を見ようとしていたのを。おそらく彼女からはその鏡に写っている自分の大切な部分は見えていないだろうと思われた。ポーズを取るためにクルッと回ったりしていた。そのたびにワンピースがふわっと舞い上がり、店員の角度からは鏡に写る彼女の大切な部分が丸見えになっていたことであろう。そこから店員の態度が明らかに変わった。先程までは少し無愛想だった男が少しでも長い時間彼女のことを見ておこうと言葉の数が増えたり、色々な動きを彼女にさせるように仕向けていた。
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