チャットで話をしている時にお互いの年齢を確認しあっていたので、お互いが既婚者同士であるということもすでにわかっておりました。メールでのやり取りでお互いの名前もすでに確認しておりましたが、顔写真のやり取りはしておりませんでした。彼女と会う約束をした日、私はいつも以上に身だしなみを整えて、彼女と待ち合わせをした場所へと車を走らせました。彼女は仕事や子どもさんの面倒を見る必要があったので、1時間だけの逢瀬となりました。
私は予定よりも30分早く目的地に到着して、今か今かと待ちわびました。目的地に着いたことを彼女にメールをすると、少し遅れると連絡が入りました。この日までに彼女とは何日もメールでのやり取りをしておりましたので、ガセではないと確信しておりましたが、それでも遅れるといったメールには動揺を隠しきれませんでした。
「今から向かいます」
その短いメールが来た時は、心臓の鼓動がかなり速くなっていました。
「着きました」
お互い見ず知らずであるため、緊張と不安で心臓が破裂しそうでした。メールでお互いの場所や車の車種を言い合うと、私は彼女を探して車を走らせました。すると、彼女からのメールにかかれていた車の隣に私の車を駐車しました。車の中をチラッと確認すると聞いていた年齢よりもかなり若く見えた1人の女性が、運転席でスマホを片手に座っていました。
「多分隣に着きました」
私は彼女にメールを送ると車の中から顔を横に向けてこちらを確認しました。
私は車から降りて彼女に挨拶をしました。とても礼儀正しく綺麗な女性で私はものすごく緊張しました。2人ともの家が近い場所での初めての逢瀬でしたので、彼女を私の車に乗せて場所を変えて人目のつかない場所へと移動しました。
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