「うまいっ。」
「だろ?」
私たちは昔話に花を咲かせた。会計をするときに、「高木。ここの飯代で調査して何とかしてやる。俺が言うのもおかしいかも知れないが、奥さんと彼女の両方を幸せにしてみろ。そうでなかったら、俺がお前を追い詰めてやるからな。」
「わかった。恩に着るよ。」
「まぁ、俺にはお前に大きな借りがあるからな。これでその件はチャラにしろよな。じゃあ、すぐに連絡入れるからな。」
私は知り合いの弁護士の所に行く前に、寺沢の所に行ったことに対して満足した。弁護士には相談せずに何とか身内で片付けばと思った。
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