全身の力が吸い取られるかのように私の身体の一部から解き放たれた精液は、彼女の身体の中に染み渡るように中で広がっていった。彼女は大切な部分の中に放出された精液で、身体の内部を侵されたような感覚になっているのだろうか?いつもならいったあとに大きく肩で呼吸をして、余韻に浸っているのだが、今日は余韻というよりはまだ快感に身をあぐねているといった感じがした。
「ともひささん…ごめんなさい…」
私は彼女の言ったごめんなさいの意味がわからなかった。それはしばらく会えなかったことによるものなのか、それとも今後のことによるものなのか…
私の口から彼女の真意を聞き出すことは怖かったので、彼女のごめんなさいという言葉には返事をしなかった。
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