自分の車ではないので慎重に運転した。深夜は流石に車の台数が少なかったが、その分スピードを超過している車が見られた。私は周りを見ながら安全運転を努めた。もちろん事故を起こしてしまうと私たちの関係が明るみに出てしまう。それは絶対に避けなければならなかった。もちろん、場所を移動するといってもこんな時間だから開いているというとファミレスかコンビニか、それとも…。
私は彼女の顔をチラッと見た。彼女も私の考えていることがわかったのか小さく頷いた。私は少し運転して隣町にあるホテルへと向かった。だが、どこもここもネオンが消えており満室を示していた。
日本の男女はどれだけセックスが好きなのか？そんなことを思いながらもさらに隣町にあるホテルを目指した。隣町に向かう途中で偶然1件のホテルを見つけた。そこはネットにも掲載されていなかったラブホテルだった。私はハンドルを切ってそのホテルの駐車場に車を進めた。
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