音楽が止まり演技終了。
義母がこちら側に手を振りながら退場していく。
最終演技が終わりいよいよ結果発表。
順位は惜しくも3位。
応援席のマダム達からはため息が漏れる。
表彰を終えた義母が応援席までやってきた。
汗に濡れたレオタードがどことなくいやらしい。
よく見れば胸元には2つのポッチがクッキリと出ている。
「カッちゃん、応援ありがと~。私の演技どうだったかしら?」
『お義母さんの“艶技”、すごく良かったですよ! 1位でもおかしくないくらいでしたよ』
「ほんとぉ~? また次回の大会にも出てみようかしら。そのときはカッちゃん、また新しいレオタードお願いね」
義母のその言葉に僕は引きつり笑いをしていた。
また今度レオタード作りを頼まれたら妻にはなんて言い訳をしよう。
「そうだ、カッちゃん今夜空いてる? 応援してくれたお礼をたっぷりとしなくっちゃ♪」
もはやここまでくると義母の性に対する貪欲さに畏れさえ感じてくる。
義母との危険な関係はこれからもまだまだ続きそうだ。
終わり
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