ソファに座った僕に迫る義母。
義母は立ったまま僕に顔を寄せ、耳元で囁くように話し始めた。
「お披露目の前にね...あの子にメールしたの...」
「“カッちゃん、疲れて寝ちゃった”って...嘘ついちゃった...」
「なんて返事が来たと思う? あの子ったら“そのまま泊まらせてあげて 笑”だって...」
「カッちゃんはあの子に信用されてるのね...」
「でも今だけは...今だけは私のもの...私だけのカッちゃんよ...」
「この前、私言ったでしょ? レオタードが出来上がったら、カッちゃんにお礼しなきゃって...」
僕は酷く喉が渇いていた。
僕は唾を飲み、喉を鳴らした。
「ねぇ...お願い...今夜は朝までたっぷりお礼させて...?」
僕がもう一度唾を飲み込むと、義母は僕に唇を重ね大人のキスをした。
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