【エピローグ】
僕と満智子さんとの関係は、それから3年続きました。会えばセックスを繰り返し、身体を求めあったのです。
満智子さんが60歳になった時、彼女が大病に襲われます。それは家族をも巻き込み、懸命な看護のおかげで命だけは取りとめました。
そんな時、母から言われた一言。それは、『もう、奥村さんと別れなさい。いい機会でしょ?』という言葉でした。母は、全部知っていたのです。
それから7年後、満智子さんはある男性と再婚をします。交際期間、僅か一週間という、スピード結婚でした。
その男性からのプロポーズと思われる言葉は、彼女は一生忘れることがないでしょう。彼女にとっても、人生最大の衝撃となったはずです。
『息子の気持ちが分かるか?お前のせいで、息子は死んだんじゃっ!お前のせいじゃあ~!』
『お前、一生許さんからなぁ~!一生、責任取ってもらうからなぁ~!』
『明日も来て、犯してやるっ!明後日もじゃ~!』
『お前、一生俺の面倒みてもらうからなぁ~!』
『ヒロキのこと許して欲しかったら、毎晩俺に身体差し出せっ!お前みたいなクズ、一生犯してやるわぁ~!』
強姦された女の方が、『ごめんなさいぃ~!…、ほんと、ごめんなさいぃ~!…、』と泣いて許しを乞う姿がそこにありました。
頭が大混乱していた満智子さんは、大泣きをしながら、オマンコから流れ出る男の精液を、必死で手で押し戻そうともしています。
『償っても償い切れない…。』、そう思ったのでしょう。
あれから彼女が、どうなったのかは知りません。お店も二人の子供たちに任されました。
今年68歳になる満智子さん。『私は変態よ~!』と自分で言っていたのですから、『毎晩俺に身体差し出せっ!』と言った男性とはうまくやっている気がします。
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