友里との熱い夜を過ごし、夜明け近くまで楽しんだ。
目覚めたのは9時、友里を起こさないように休憩室を出て事務所に入いろうと玄関まで来ると、ガラスの向こう側は恐ろしいほどの雪で埋もれていた。
雪がたまってドアを開けることも出来ない。
日が上っているが、振り続ける雪で徐とは薄暗く感じた。
ここでの寝起きが何日続くのか、正直滅入ってしまった。
気を取り直して事務所の中に入ると、エアコンの音がやけに大きく聞こえた。外界の音が遮断されたからだろう。
窓枠の上まで雪が積もり、数メートル先も見えない降り方だ。仕事どころではないと思ったが、客先への臨時休業の案内を作り、メールで一斉送信した。
腹が減ったので休憩室に戻ろうと立ち上がった瞬間、携帯が鳴った。
宏子からだった。
「部長大丈夫ですか?会社に泊まったんですよね。」
「ああ、2・3日は仕事にならないから休業案内をだしたところだ。自宅はどんな感じた?」
「車も出せないし、買い物にも行けないです。」
「吉尾君、昨日帰れなくなってここにいるよ」
「えっ、友里ちゃんそこにいるんだ。食料とか大丈夫ですか?」
「夕べコンビニで食い込んだから、3日は何とかなるよ」
「車が使えるようになったら差し入れに行きます。それより、友里ちゃんに手を出しちゃダメですよ」
「何をバカなこと言ってるんだ、あるわけないだろ!変な想像してないで、こんな時こそ旦那さんに良くしてあげないといかんだろ!」
「残念でした、母子家庭のままですぅ、赴任先で遊んでるみたいだし、子供達は親戚に遊びに行って帰って来れないから1人ぼっちなんですぅ」
少しすねた言い方だった。
「そっちこそ大丈夫なのか?」
「ええ、まあ何とか」
「10時と5時に定時連絡するから」
「わかりました、お疲れ様です」
と電話を切った。
気が付くと友里が後ろで話を聞いていたようで
「宏子さん何か言ってましたか?」
「聞いてた通り、仕事と自分のこと以外は何も言わなかったよ」
「多分、必死で車を出せるように除雪でしょうね、旦那もうちの前を除雪するそうです」
「じゃあ、早ければ今日中に迎えに来てくれるかもね」
「そんなわけないでしよ、この雪の量だと何日かかるか」
夕べの余韻は、あっという間に消し飛んだようだ。
「あっ、思い出した。友里ちゃんのことを襲っちゃダメだとか言ってたけど」
「白々しい、腹が立ちます」
「朝ごはんにしようか」
気をそらすようにいうと、コクンと頷き休憩室に向かう友里。
あとを追うように後ろからついていく。
休憩室の手前で友里を立たせ後ろから抱きしめてみた。
「部長、いいですよ、またしましょう」
振り向いてキスをしてきた。
宏子の電話に苛立ったのか、旦那に電話して迎えに来る気がないことに苛立ったのか、いずれにしても忘れさせてやろうと思った。
服を着たまま、まさぐるように友里の身体を揉み、舌を絡めてキスを続ける。
友里を抱きかかえ、ソファーへ連れていく。
ソファーの前でおろし、パンツを脱がせ少し乱暴なくらいにクリをなぶった。
すぐに濡れだし、甘い声を出す友里。
「この雪じゃ、誰も来ないから安心して思いっきりしようか」
「ええ、壊れるくらいいっぱいして下さいね」
友里を裸にして、俺も服を脱ぎ捨てていきり立ったものを小さな穴に埋めていく。
友里を駅弁スタイルで抱え、休憩室を回ったり、テーブルに手をつかせてバックから攻めたり、朝ごはんも取らずにお昼近くまでし続けた。
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