第一段階はこんなものだろう。
友里に同じ女性を逝かせた感想を聞くと
「憎しみがあったから出来たけど、今までの私は女同士なんて考えることもしなかったです。部長のせいで、目覚めちゃったかも」
「そうか、もっと宏子をしつけないといけないから、まだまだ覚えてもらうことがあるからね」
宏子は、ソファーの上で繋がれたままベソをかいたように泣いている。
自分の欲求を満足させるためにやったとこが、こんなしっぺ返しになるとは思っていなかったのだろう。
今自分がおかれた立場だけは、身をもってしらされた。
友里の言うことを約束すると言った宏子。
友里に次の指示をする。
逆らったら容赦なく頬を叩け、そして今度は逝かせ続けるから休めないことを告げ食事をとるように促した。
宏子の持ってきたカレーを温め、レンチンご飯に掛けてゆっくり食事をとる。
罰として宏子には食べさせない。
食事を終えて、友里に休憩させるため、宏子をソファーから椅子に移し延長コードで椅子の足に股間を広げて縛り直して立てないようにする。
ぐったりと背もたれに身をあずけ、うなだれている。
友里をソファーで横にさせ、俺は服を着て休憩室を出る。
ベンチコートを羽織り、長靴を履いて自分の車へ向かう。
目的は、トランクに隠してある大人の玩具を取りに行くことだ。普段は嫁に使っているものだが、家の中に隠しておくと捨てられる可能性があるので、いつも自分だけの目の届く所に隠すようにしている。この日はたまたま車の中に隠していたことを思い出したのだ。
雪で覆われた駐車場をスコップ片手に車へ向かう。
雪の壁が邪魔をする。街灯だけが明るく光を放つ中、やっとの思いで車にたどり着いた。
ここからが大変だ。30分以上かかったが、何とか車を掘り出し、トランクからお目当ての玩具の入ったシューズバッグを手に取り、休憩室へ戻る。
玄関の鍵を締めて戻ると友里は眠っていた。
宏子も疲れたのだろう、背もたれに首をあずけてうとうとしていた。
俺は濡れた服を脱ぎ、Tシャツとパンツだけになり、持ってきた玩具を宏子の前のテーブルに並べた。
並べ終わると
宏子の真横の椅子に座り、少し休憩をとった。
部屋はエアコンとストーブのおかげでじゅうぶん
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