ちょうどビールがなくなり、買い足しする口実で近所のコンビニまで雅人と二人歩いて行くことにした。
澄子は俺達の企みを知らないから
「私が行くから三人で何かたべてて」
「澄ちゃん、愛ちゃんもシャワーでも浴びてて、男同士夜風に当たりながらゆっくり買いに行ってくるよ。帰ったら二人には俺の昇進祝いもしてもらいたいなぁ、ついでにコンビニの横の焼き鳥買ってくる」
「そうね、ダブルだね。酔ってるんだから気を付けてね、焼き鳥屋で飲んじゃダメよ。早く帰って来てね」「一時間くらいで戻るよ、行ってきま~す」
雅人とコンビニ方向へ歩き出す。
少し行って振り向き、玄関に人影がないことを確認する。
焼き鳥屋に電話注文を入れて、雅人をうちに戻らせる。
風呂の外から様子をうかがわせるためだ。
必ず二人っきりになれば、愛ちゃんが澄子に仕掛けると踏んでいた。
雅人に始まったら連絡するように頼んで、ビールと焼き鳥を急いで買いに行く。
焼き鳥屋で会計をしていると、雅人からlineで連絡が入った。
読み通り始まりましたと。
抜け駆けはするなと返し、ダッシュで帰る。
絵に書いたようにバスルームで絡み合っているようだ。
勝手口から忍び足で中に入り、ビールと焼き鳥をリビングに置いて、雅人とバスルームの磨りガラスの前で中の様子を観察しはじめた。
中では、どっちがどっちか判らないが、シャワーを浴びながらキスをしているようだった。
「なあ、堪らないよ、このまま俺達が我慢出来なくなったらどうしようか?」
小声で雅人に問いかけると
「浩司さんさえ良ければ、入っちゃいませんか?」
「いいのかよ、愛ちゃんのこと見ちゃうぜ」
「その代わり澄子さんのも見えますから、お互い様ですよ」
「いいんだな、雅人君複数プレイの経験あるのか?」
「ないですよ、浩司さんあるんですか?」
「若い頃に少しな、どっちがどっちのパートナーとやっても恨みっこ無しだぞ、雅人君が嫌なら止めとくけど、どうする?」
「浩司さんこれ見てよ、もうフル勃起ですよ、後で愛が何て言っても構いませんよ。浩司さんもいいんですよね」
「約束するよ、恨みっこ無しだからね」
言い終わらないうちに服を脱ぎ捨てる雅人、負けじと俺も脱いでドアノブに手をかける。
瞬間見えた雅人のジュニアは、俺と変わらない長さと太さだった。
雅人も俺のを見る。
「浩司さん凄い亀頭じゃないですか」
「バカ、そんなこと言ってないで入るぞ、雅人君から入れよ。手前にいる方から抱き付いて行こう、どっちに当たってもいいように灯りを消すから、それが合図だよ」
「わかりました、凄く興奮しますね」
灯りを消してドアを開けてやると、雅人が手前にいた澄子を抱き締める。
間髪入れずに二人の身体をかわして愛ちゃんに抱き付く俺。
二人とも驚いて突き離そうと抵抗するが、俺も雅人もそれ以上に必死で抱き締める。
うぶな澄子は俺と間違えたのか、雅人の力に負けて手の力を抜いて
「浩司さんごめんなさい、愛ちゃんと・・」
雅人はそんな澄子の唇を塞ぐようにキスをしていく。
俺も愛ちゃんにキスをしながら、股間を確める。
結構濡れていつでも受け入れ出来る状態だった。
男のエゴだが、一度はやってみたい複数プレイ。
俺より雅人の方が遣りたがっていた。
買い出しに出た際に俺に言ってきたのは雅人の方だった。
見てみたいだけじゃない、そのまま乱れた二人と交わってみたい。
でも、浩司さんが同意してくれないとさすがに気まずい。
その場でOKしたが、実行前にもう一度念を押しておかないと、澄子と愛ちゃんにあとから責められると思った。
愛ちゃんも澄子の勘違いが伝染したのか、酔い過ぎたのか俺を旦那と間違えているようだ。
素直にキスに応じながら、ジュニアに手を伸ばしてきた。
「雅人のと違う、えっ、浩司さんなの」
つられて澄子が雅人から顔を離して
「やだ、雅人君、なんで?」
もう遅い、俺も雅人もブレーキが効かないほど興奮していたため、結構な勢いで攻めて行く。
「なんで?なんでこんなことするの?」
愛ちゃんが俺に問いかける。
決して怒ってはいなかった。
「二人だけいいことしてたらズルいだろ、俺達も仲間に入れて欲しかったんだ」
「違う、相手が違ってるのよ、浩司さんは澄子さんでしょ」
「わかってるけど、俺も雅人君も止まらないよ、愛ちゃんいずれこうなるんだからいいじゃないか」
「いずれって」
「愛ちゃんは雅人君とも澄ちゃんともしてるのに、雅人君は愛ちゃんだけ、俺は澄ちゃんだけってズルいだろ」
「そうなの雅人、そんな風に思ってたの?」
「お前から最初に聞いた時からずっとだよ、いつかこういう風にしたかったんだよ」
一人無言の澄子は、雅人の愛撫に感じている。
愛ちゃんのクリトリスを人差し指の先で弾く。
「あっ、浩司さんがこんなことしちゃダメ、うっうっ」
「もう身体は欲しがってるよ愛ちゃん」
「あっ、ダメ見ないで雅人、見ないで」
「愛、見てるぞ、欲しいんだろ、入れてもらえよ」
「いやいや、浩司さん止めて、ううっ、あっあっ」
「浩司さん入れてやって下さい」
「ああ~ん、いや、はあ~ん」
無言のまま愛の中に入れていく。
普段にない興奮が、魔羅となって愛の秘所を犯して行く。
「いやいやいやぁ、あ~っ」
「愛、いいだろ、浩司さんの気持ちいいだろ」
「見ないで、雅人、あっあっあっあっあっ、見ない・・・」
「浩司さん思いっきり突いてやって下さい」
「雅人君、澄ちゃんも欲しそうだよ」
「いいですか?澄子さん、入りますよ」
「あっ」
控え目に声を漏らす澄子、目を閉じて口を結んで挿入を拒むことはない。
喘ぎ声を我慢している。
愛は恥じらいがあるのか、口と身体の反応は真逆だ。
「いや、あっあっ、ダメ、あは~んダメぇ」
これから繰り広げられる酒池肉林の一夜の始まりだった。
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