そう告げるとまゆみは大きく2回うなずき、そしてキスを求めてきた。
「後でね」
まゆみの求めを遮ると、顔をくしゃくしゃにして拗ねる仕草を見せたが、そのまま風呂場を先に出ていった。
私はフェイスタオルで体を拭きながら、いろいろ交錯する思いを整理しようとしてた。
ややしばらくして私も風呂から出た。まゆみは布団の中で背中を向けて寝ていた。
お茶を一口飲んで、まゆみのとなりに入った。
まゆみに反応がない。まさか本当に寝たのか。それとも何かの思いが巡ったか。
それとも本当に拗ねたか。
恐る恐るまゆみの反応を確かめるように身体を寄せる。バスタオルが巻かれたままだ。
身体をさすって反応を見る。触るのは決まってウエストからお尻にかけてだが、なんとなくお尻を触りたくなった。
そのときまゆみが振り向いた。
「そうやって毎日かなのお尻さわってるんだ。(笑)」
やられた。
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