まゆみがわたしの目をみて尋ねてきた。
「ん?」
「最近かなとはやってる?」
「なんだよいきなり」
「ねえ教えて」
「全然、ほとんどやらせてくれないよ」
「そうなんだ(笑)」
「いいなぁ・・・かなは。」
「よくわかんないなぁ(笑)」
「旦那さんに求められているって幸せだなって」
「俺はかなに相手にされてないだけだよ(笑)」
「ちがうよ。あたし知ってるんだから」
「なにが?」
「朝起きるといっつもお尻触ってくるって」
「そんなことあいつ言ってるの???」
「そうそうのろけられてる。でもいつも眠くて夜相手できないって。ちょっと申し訳ないって。」
「へー。」
「でも、うちはぜんぜんそういうことなくて。」
「おれがまゆみちゃんの旦那なら、1日3回お尻触るけどね(笑)」
「三食?(笑)なんか求められてるっていいなって。だから、いつか一回けんじさんとエッチしたいなっておもってて。のろけているかなから、おすそ分けならいいかなみたいな。」
「そんなこと考えてたんだ。おすそ分けとか、そもそもダメじゃん」
「でも襲ってくれたよ。あたしのこと。きもちよかったなぁ。けんじさんとのエッチ。」
話が尽きることはなかった。
「シャワー浴びようか」
まゆみがそう言った直後、まゆみの電話が鳴る。
2回ほど鳴った後すぐ切れた。
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