ベッドの中でゴソゴソっと何かが動いたため、僕は目を覚まします。もちろん、すぐに理解が出来ず、頭はボォ~としたままです。
布団がめくられると、細い身体の女性がベッドから降りようとするのです。女性は裸でした。小さな乳房、小さなお尻、佐久間さんに間違いありません。
起きた僕に気がついた彼女は、『おしっこ。』と言って、立ち上がるのです。僅かな明かりのなか、細い腕にブラを通し、お尻を上げてパンティが履かれます。
彼女が部屋の扉を開けると、廊下の明かりが、眩しく目に飛び込んで来るのでした。
僕も身体を起こします。部屋には、なにか異様な香りが漂っていました。その匂いには馴染みがあり、僕の精液の匂いであることが分かるのです。
時計を見ると、深夜の12時半を回っていて、かなり眠ってしまったことに気づきます。疲れた二人は、ずっと抱き合って眠ってしまっていたようです。
しばらくすると、静かに階段を上がってくる音がします。シルエットが現れると、『起きたぁ~?』と佐久間さんが言葉を掛けてくれました。
『うん…。』と答えると、彼女がスイッチを押しました。部屋がパッっと明るくなり、ピンク色をした下着姿の彼女が現れるのです。
それと同時に見えたのは、手に持ったモノをさりげなく机の上へと置いている彼女の姿。それは紛れもなく、彼女がバッグから取り出したオモチャでした。
僕が興味深そうに見ていることに気づくと、佐久間さんも少し気まずくなったのか、『後で遊んでみる~?』と慣れたように言うのでした。
彼女がベッドへと戻りました。先に布団の中へ滑り込むと、彼女の手は僕を掴まえ、ベッドへと引き込もうとしてきます。
僕の手は彼女の身体に回されました。彼女を抱き締めながら、布団の中へと沈んで行くのです。
佐久間さんは下になり、覆い被さった僕は彼女の唇を奪います。先程とは違い、明るい部屋でと行われようとする情事。
しかし、それはまた別の物に感じるのです。塗っていたルージュは薄れ、顔全体に塗られていたクリームも時間が経ったためテカりを無くしています。
その肌は元気がなく、至るところに小ジワも見えていました。髪の生え際には白髪も確認することが出来、ここで分かるのです。
『この人、お婆さんじゃん…。』
変な気分でした。僕はお婆さん相手に興奮をし、必死に唇を奪い、チンポをおっ勃てているのです。『なにやってんだろ…?』、そんな気分にもなります。
そのお婆さんが男の目を惹かそうと、悩ましい顔をして『ハァ…、ハァ…、アァ~…、』と喘ぐ姿が、こっけいにも思えてしまいます。
僕は、不意に彼女のパンティーの中へと手を入れました。手が陰毛に当たると、そこが僅かに濡れていますが、彼女の愛液ではありません。
『おしっこ。』と言って出ていった、トイレでの拭き残し。小便がまだ完全に乾かないままに、ベッドへと戻って来たのです。
マン毛を小便で濡らし、シワだらけのお婆さんが年も考えずに『アァ~…、』と女の声をあげている姿。
それを見て、『真面目、物静か、華麗、』と、僕が彼女に持っていた理想の女性の姿がほころびを見せ始めるのでした。
僕は身体を起こしました。彼女の細い腕が僕のお腹の回りに巻き付き、おかげで僕のチンポは勃起をしたままになっています。
『由美子さん?初めてエッチしたの、いつ~?』
『どしたの~?』
『ちょっと、聞いてみたくなって…。』
『それ聞いてどうするのぉ~?』
『ちょっと興味あるやん…。』
『本当に聞きたい?』
『うん。聞きたい…。』
『男って、ほんとそんなこと聞くの好きよねぇ~?』
『好きな人なら、聞きたいやん…。』
『好きだったら、そんなことは聞かないのっ!』
『なあ~?教えてよぉ~?』
『恥ずかしいから、言わん~。絶対、言わん~。』
佐久間由美子(藤谷由美子)、67歳。ロストバージンは、50年以上前の高校一年の冬休み。相手は2つ上の先輩だったそうだ。
本人がそう白状したのだから、間違いはない。自分が持ってきたバイブで僕に責められ、
『16~…!…、16~…!、もうやめてぇ~!!16の時~!16~!!…、』
と泣き叫んでいました。
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