若い僕の身体と、60代の佐久間さんの身体とがぶつかり合っていました。こうなって分かります。『彼女はとても細い…。』と言うことに。
関節が曲がれば骨格が飛び出し、呼吸をすれば胸板が浮かび上がっています。『壊れそう…。』、そんな感じがして、扱うにも気を使ってしまうのです。
『ウッ…、ウッ…、』と彼女を突く度に、僕の口からも声があがっていました。飛び出た彼女のお尻の骨が腰にあたり、とても気になります。
佐久間さんはと言うと、『ウゥ~!…、お兄さん…上手…、』と小さく呟いてくれ、悩ましい顔を作ってくれていました。
それが、彼女の『男を喜ばせるテクニック』だったとすれば、僕は完全に乗せられていたのだと思います。上機嫌でした。
不意に佐久間さんが目を開きました。その目は充血をしていて、男を求めています。『なぁ~?キスしてぇ~!』と言われ、目と目が合います。
僕は知らぬ顔をします。ほんの1~2秒程度の時間です。しかし、その時間を嫌った彼女は『キスしてよぉ~!してぇ~!…、』と嘆くのです。
顔を寄せると、彼女の両手が延びてきて、僕の顔を掴まえて来ます。そのまま強く引き寄せられ、唇を奪われてしまいます。
それは激しいものでした。キス慣れした、大人の女性のキスです。それだけでも、彼女との『経験の差』を思い知らされるのでした。
『アァ~ン!…、アァ~ン!…、』と、彼女の喘ぎのトーンが1段階上がりました。ようやく、本気モードへと突入をしたようです。
臆病だった彼女のオマンコも慣れてきたのか締まり始め、僕のチンポも更に強く擦れます。流れ出す愛液が豊富でなければ、痛みさえ感じているでしょう。
『このまま?…、このままでする…?…、』と聞かれました。一瞬、『なんのこと?』かと意味が分かりませんでした。
しかし、『ああ、体位かぁ…。』と納得をし、頭を働かせようとした時、僕は気づくのです。
『あっ、ヤバいかも…。』
佐久間さんは冷静でした。男に身体を犯されながらも、ちゃんとその男の状態を感じとっているのです。僕よりも先に、射精が近いことを察知していました。
『このままでいい?』、そう彼女に聞いた僕ですが、そのうわずった自分の声に驚きます。もう、かなりのところまで追い込まれていたのです。
『いいよ…、出しぃ~。そのまま、おばちゃんの中に出しぃ~。…、』と言い、悩ましい顔の彼女は、その顔を横に背けました。
僕はフィニッシュに向けて、腰を更に強く振り始めます。彼女の声も『アァ~ン…!…、アァ~ン…!…、』と更に強まるのです。
しかし…、『えっ?』と自分でも驚きました。『なによぉ~?』と焦ります。自分の感覚とは誤差が生じてしまっていました。
彼女を突いていたチンポの先が温かくなり、それは勝手に射精を始めた精液の温かさだと気がつくのです。
急激に訪れる脱力感のなか、僕は必死に腰を振ります。『こんなんじゃ…、こんなんじゃないよぉ~。』と思いながら、意字を見せようとしたのです。
萎み始めるチンポは、彼女のオマンコへ刺さったまま止まっていました。どうしていいのか分からない僕は、彼女に覆い被さったままです。
『いっぱい出た?…、』と優しく聞いてくれる佐久間さんでしたが、その顔を見ることが出来ず、『うん…。』とだけ答えました。
『おばちゃんも気持ちよかったわぁ~。』と言ってくれますが、申し訳ない気持ちでいっばいの僕でした。
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