森咲さんはそのままの体勢でじっとして、僕の脈打ちが収まるのを待っています。すべてを出し終えた僕は、森咲さんのオマンコからアレをそっと抜き離れました。すぐにゴプッという音とともに、森咲さんのオマンコから僕の出した精液が漏れ出し、灰色の床に垂れ落ちます。『ごめんなさい、中に出しちゃった、、』僕が謝ります。森咲さんは「いいの、、大丈夫よ、、」と言って、「今晩、旦那さんにも中に出してもらえばいいわ」と微笑んでいます。
股を拭いて服を着た僕らは廊下の様子を伺ってから、何事もなかったような顔で相談室から出ました。森咲さんがドアノブに掛けられた札を返し、“空室”にします。
「それじゃ、退院しても元気でね。また野球で無理しちゃダメよ 笑」と森咲さんが言います。僕が『森咲さんに会いたくなって、また怪我しちゃうかも』と言うと、森咲さんは笑って僕のおでこを突きます。ふと森咲さんの視線が僕の背中の奥を見ています。「ほら、彼女さんが来たわよ」と言って「それじゃあね」と静かに去って行きました。
「ヤスくん、退院おめでと~♪」
『お、おぅ、ありがと』
「さっきの人、あのときの綺麗な看護師さん?」
『あっ、いや、、違う人』
「そっかぁ、でも似てたけど、、、ねぇ、退院祝いにご飯食べ行こ?」
僕は相談室での出来事をそっと胸にしまい、美優と病院を後にするのでした。
終
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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