「旦那には会えませんでした。と言いますか会いませんでした。」
「何でですか?」
「書類を受付の女性に渡すようになっていたみたいで…。」
「それで会えなかったのですか?」
「はい…でもそれだけではなかったんです。」
「ほぉ、どうしたんだ?」
「旦那が浮気をしていたみたいで…」
「何で分かったの?」
「書類が入った封筒の中に浮気相手と写った写真が入ってたから…」
「そっかぁ、相手の女は奥さんが知っている人なのか?」
「それが…その書類を受け取る予定になっていた受付の女だったの。」
「それはひどいな…これから千明はどうするんだ?」
「分からないの…どうにかなってしまいそうで…」
「じゃあ俺のところに今から来ないか?」
「そうします。」
「分かった。千明が旦那を忘れられるようにするからな。」
「はい…」
「じゃあ今からメッセージを送るところに来な!」
こうして私は鈴木さんの元へと行くことになりました。
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