それは驚くほど手際の良い動きでした。
そして後ろから軽くポンっと背中を押されその勢いのまま扉の外に出ました。私はオットットとよろけるようにホームに降り立ちましたが、足に力を入れてふんばりました。
アナルに異物を入れられたことからアナルの中が異様な感覚になりましたが、こんな場所でそれを取り出すわけにはいかず駅のトイレでそれを抜き取ろうとしました。
電車の扉が閉まると中にはいやらしい笑みを浮かべてこちらをニヤニヤと笑う鈴木さんの顔が見えました。
「ゾクっ…」
私は顔を背け手に持った書類を片手にトイレに向かいました。途中で電車が停止していたこともあり、女性の乗客たちがトイレで列をなしていました。
ホームに掲げられている時計を見ると旦那と約束した時間まであと僅かでした。トイレに行ってアナルに差し込まれている異物を取り除きたいと思いましたが、そうこうしているうちに時間が過ぎてしまう。
そう思った私は並んでいた列から飛び出し改札口へと向かいました。
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