ようやく長蛇の列に並んでいた私たちはアトラクションの館内へと案内されました。赤いスーツに包まれた綺麗で高飛車な女性が私たちを見下ろしながら色々とショーを進めていました。
お客さんたちは一同にその女性の方を向いていました。そのことを分かってなのか鈴木さんは私の背後にぴったりとくっつきスカートの上から私のお尻をソフトに撫でてきました。
「ぁん…そんな…触られ…かた…だと…じっと…していられなく…なるぅ…」
「千明はほんとドMなんだな。身体も敏感だし、こんな人混みの中でも感じるなんて見られたい願望も持っているようだな。これは開発のしがいがあるってもんだ。」
私は自分に見られたい願望があるなど鈴木さんに言われるまで知ろうともしませんでした。
(でも、電車の中で高校生の男の子にしたことは一体どういうことなの?)
私の頭の中ではSとかMとか関係なしにただ人間としての欲を解放したがっている自分がいるのではと思い始めていました。
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